Luz's voyage

Luzの好きな国のあれこれを書き殴る。

ポルトガルの不思議な食べ物を調べたら、不思議な魅力を発見。

はいこんにちは。Luzです。


旅行行きたいね。旅行…私はそこまでに重きを置かないのだけれど、一応気になるものはある。不可解な食べ物たちよ。
いわゆるゲテモノ


なぜって、そりゃ「喰ろうてやろうではないかぁぁあ!!」って本能が叫ぶのよ。食べるわ。人間基本なんでもいけるわ、雑食だもの←
食べたら勝った気分になるじゃない。征服よ征服。我に服従するがよいぞ…(誰)


普通おいしいものを選ぶ?…まぁそういう趣向もありでしょう、だがしかし波乱万丈人生の方が面白いってもんよ。無駄に危険に身を晒す方が面白いわ。
※命は大事にね☆


日本人が好む料理の多い美食の国って言われるから、ポルトガルまずい不思議なもの食べないよね~と思いつつ調べましたわ。

不思議なものありましたわたっくさん


ポルトガルの不可解な食べ物シリーズ、はっじまっるよー!


caracóis(カラコイス)

 かたつむりのこと。…フランスかよ。フランスだけじゃなかったの。どうして食べちゃうの?美食追求したらそこに行っちゃうの?


まぁ賛否分かれるかたつむり


ポルトガルでは5月~9月でしか食べられない食べ物なのだそう。食べたい人は旅行する時期に気を付けてね。


ちなみに、カフェなどで“Há caracóis”って書いてあったら「かたつむり始めました」なんだってさ。冷やし中華ね←


ちなみにかたつむり諸君たちは数日の絶食後、水・オイル・スパイスでじっくりじっくり煮られ、食われる運命なんだって。
かたつむりとて楽して生きられないのね…世知辛いわぁ…


そんなかたつむり諸君はポルトガル全体で食べられるけれど、どちらかというと地方の食べ物なのだとか。



Línguas de Bacalhau(リングアシュ・デ・バカリャウ)

直訳すると、”タラの舌”


はいポルトガルでしょ、直訳の意味じゃないんでしょ!…って思ったあなた、鋭い!


本当にタラの舌です


いや、私も最初疑問しか浮かばなかったわ。魚の舌食べる趣味はないし。魚の舌千切る方が手間暇かからない?
閻魔大王ですか?ポルトガル閻魔大王なの?


料理としては、ひよこ豆か他の豆と一緒にシチューかスープの中、もしくは揚げられて登場よ。


もしくは米とご一緒に、炊き込みご飯的なもので登場。料理名はarroz de línguas de bacalhau(アホーズ・デ・リングアシュ・デ・バカリャウ)


…タラから逃げられるんじゃない、ポルトガルの船…
魚から逃げられるレベルだったら日本も同じくらいかな…



Arroz de Cabidela(アホーズ・デ・カビデーラ)

https://live.staticflickr.com/8351/8353918670_cc1a150ffc_b.jpg

見ての通り米料理よ。北部発祥。直訳”臓物の米”


名前は置いておいて、こちらの料理は材料がチキンもしくはうさぎ肉


…と、動物の血です♡
輸血ね、飲むタイプの←


ソースにお酢が混ぜられていて、少々血の強い味がやわらげられているのだとか。


ちなみに、豚の血verはArroz de Sarabulho豚の血に乾いている人はこっちを食べようね(?)


Arroz de Sarabulhoの肉は牛・豚・鶏よ。


ミッフィーの肉もピーターラビットの肉も食べられないわ!って人はこっちの方が良いかもね。
ピーターラビットのオトンはパイの具になってるってご存じ?



Tripas a Moda do Porto(トリパザ・モーダ・ドゥ・ポルト

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a3/Tripas_%C3%A0_moda_do_Porto.JPG


いわゆるモツの煮物よ。ホルモン煮よ。臓物煮よ。心臓小腸大腸肝臓…まぁ中身よ中身。
tripaがモツ、臓物って意味なのよ。


北部の伝統的な食べ物で、

  • ソーセージ
  • 牛の胃

で構成された一品。


見た目は…まぁ…うん…って感じだけれど、こちらポルトガルの美食7選とされているのだとか。


ちなみに名前の通り、ポルトガル第二の都市Portoポルト)の名物。



Dobrada / Dobradinha(ドブラーダド / ブラディーニャ)

https://static.openfoodfacts.org/images/products/560/111/929/9986/front_fr.5.full.jpg


見た目ほぼTripas a Moda do Porto。っていうか缶で売ってるのね…


こちらもポルトガル北部の料理で、ポルトガルブラジルで食べられるとのこと。侵略してるわ~仲良しね~


Tripas a Moda do Portoとの違いは、白いんげんニンジンなどの野菜が入っていること。ちなみに米とご一緒で出てくるってさ。よかったね(?)



Maranho / Maranho da Sertã(マラーニョ / マラーニョダセタン)

はい再登場内臓です。ごめんね写真なかったからググっておくれ。


名前の通り、Sertã(セルタン)Beira Baixa(ベイラ・バイシャ州)発祥の一品。


こちらは

  • 山羊の肉
  • ハム
  • ワイン
  • ハーブ&スパイス

山羊の胃に詰め込まれている系ですわ。


スコットランドhaggis(ハギス)みたいなやつね~臓物in臓物。



Pezinhos de Porco de Coentrada(ペジーニョ・デ・ポルコ・デ・コイントラーダ)

アレンテージョ発祥。


ちなみに直訳すると、パクチーの中の豚足”。よかったね豚よ、流行りのハーブとご一緒よ←
パクチーコリアンダーね。同じハーブよ。人によってはカメムシの香りのあれよ←


にんにく、コリアンダーというこれぞポルトガル、な調味料たちで味付けされていらっしゃいまする。シンプルね。



Omelete de Mioleira(オムレーテ・デ・ミオレーリア)

わぁい名前が大体みんな大好きなオムレツよ。卵料理よ。


オムレツなら安心じゃない!って思うでしょ。ポルトガルね、そこら辺は斜め45℃を攻めてるのよ
ちょっとかわいい


卵とドッキングしているもの、それはです。


ポルトガル語が分かる人には「オムレツだけど脳入ってて当然でしょ?」って思うかもしれない。
Mioleira=脳なのよ。


しかしながら抽象的表現とかじゃありません。


ガチのです。


脳みそ入りですよこのオムレーテさん。
脳入りって名乗ってるけどさぁ…


「…ナニヲイッテルノカワカラナイヨ…」って私なったからね、レシピ調べたのよ。


まさか最初に「脳を水に少なくとも1時間浸しておいてね。血を抜いてね。2・3回水を変えてね。」から始まるとは思わなんだ。


ふ…世の中、まだまだいろんな食べ物があるものね…


一応はオムレツなので、卵・刻んだパセリ・刻んだ脳をフライパンで~って感じの料理よ。


味付けはシンプルに胡椒


作りたいと思う強者よ、レシピをURLで置いておくわ。自己責任で召し上がれ。
私は苦情文句諸々受け付けまっせーん


Ovos mexidos com mioleira de borrego e queijo da ilha de São Jorge - Receita - SAPO Lifestyle



Burras Assadas / burras assadas à alentejana(ブハーシュサーダシュ / ブハーシュサーダシュ・デ・アレンテジョーナ)

直訳すると”ロバのロースト”。いけそうな気がするでしょ?


まぁ直訳なんて信じちゃダメなのよポルトガル。好きだわぁ…←


豚の顎骨を使ったお肉料理よ。食べ終わったら豚の歯がデデーン☆って出てくるわ。


ご対面してあげてね←
ググったら分かる、歯医者へGoな歯よ


味は良いらしいけれど、見た目が少々…うん…




Salada de Orelha(サラーダ・デ・オリーリョ)

名前はサラダよ。これこそ安心じゃない?直訳すると”耳のサラダ”


…はい、ポルトガルは期待を裏切ってくれるのよ。ふふ…ははは…ふはははは!!


さてこのサラダね、豚の耳の料理よ。


茹でられた豚の耳を切り刻んでオリーブオイル・お酢パクチーと混ぜます。はい完成。


まぁ…混ぜてるものってサラダって言うし、嘘はついてないか…な…野菜としてはハーブだけだけど…


沖縄とかだったら豚の耳食べるみたいだし、そこまで「うっそだろぉぉぉ?!」にはならないかな?



Courato(コラートゥ)

直訳したら”(ベーコンなどの)皮”。と、いうことでこっちも豚よ。豚、人生大変ね。豚生か。まぁいいや←


正確に言うと豚の皮の料理。豚の皮をニンニク・白ワイン・ベイリーフで味付けして、それから揚げるもしくは焼くって料理よ。


サンドイッチの具として使われる場合は“Sandes de Courato”というのだそう。


皮を揚げたもしくは焼いたものは”Torresmo de Courato”と言われて、冷たいビールと合うんだってさ!
日本では鶏皮揚げたのあるよね。多分あんな感じの扱い。



Cabeça de…(カベーサ・デ…)


直訳するとね、”頭部の~(ここに料理名ね)”。これは食材の紹介になるかな?


これまた何かの言葉の遠回しなやつでしょ~知ってる~って思うでしょ?


ただの頭部ですわ


正確に言うと調理された鶏・豚・子羊の頭部のことです!!!


もう…ポルトガル、動物の丸ごと使用好き過ぎじゃない?倹約家なの??満喫主義なの???
満喫主義ってなんだ


歴史的に言うと、多分漁に出る人々においしいところは渡して、国に残る人は残りを…という具合なのだろうけれども。料理から歴史って分かるものがあるから、面白いよね。


ちなみに一部のスーパーマーケットで買えるってよ、やったね!(?)


ピクニックに連れていくそうよポルトガル人。頭部を。
これでひとりのピクニックも寂しくないね☆



番外編。Lampreia de natal(ランプレイア・デ・ナタル


さて諸君。Lamapreia=Lampreyである。Lampreyの和訳をご存じだろうか。


ヤツメウナギよ。はいこちら。

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何も言うまい…


で、直訳:”クリスマスのヤツメウナギ。何事って感じよね。


ポルトガルの言葉に対して、おそらく体中を緊張させた人もいるのではなかろうか。私は肩がこるほど緊張したわ←


ご安心あれ!!ただのグロめのケーキですわ!!!
”安心”と”グロめ”、絶対にマッチしない単語ね。


こちらのケーキ、別に豚の耳とか動物の脳とか皮とか血とか入ってないのよ。本当にただのケーキ。卵の黄身と砂糖でデコられた、あまーいケーキよ。
ポルトガルって黄身&砂糖のコンビ好きよね。


解説を読んだところ、誰もなぜこうなってしまったのか知らないそうな。知っておいてよポルトガル人よ。
特にヤツメウナギのシーズンがクリスマスというわけでもないらしい。謎過ぎる…


まぁね、説明するよりググった方が分かるわ。この単語をコピペしてくださいな。衝撃的なブツが出てくる、ただそれだけよ←



これにて終幕

参考にしたのは下のサイトたちよ。気になる方はどうぞ訪問してみてね。素晴らしいサイトよ。

写真があるので、単語と写真をじっくり見るといいわ。後悔しても私は知らないわ←
※Luzは放任主義で有名です


8 strange foods of Portuguese cuisine
Be Brave! 18 Weird Foods to Try in Portugal – Portugalist


今回は「あの国変なもの食べてる~プークスクス」ってわけではありませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


良いね?単なる個人的な好奇心よ。


その国ならではの食文化があって、それは歴史と深く結びつきがあって、背景が全く異なる異文化の人間が口を出すことではない。…と、私は思っていますので、悪しからず。
ちゃんと断っておかないとね、まぁ誤解を招くってこともあるしね。


さてさて、あまりに面白くてボリューム大なブログになってしまったわ。それだけ熱量があるのよ。読んで。いや何度も読んで。読んだら私が踊るよ、ほら明日も明後日も明明後日も読んで!!


検索したら結構ポルトガル料理のレシピも見つかるから、ぜひぜひ材料があるものを作って楽しんでほしいわ。


通販もあるからね、旅行に行けなくても今を楽しむのよ。このブログと共に!!!
ゴリ押しに感じる?ゴリ押ししてるんだから当然よ←


楽しんで読んでもらえることを願っているわ。


それでは、Tchau!