Luz's voyage

Luzの好きな国のあれこれを書き殴る。

ポルトガル語の好きな点を語ってみた。(耳から陥れよう編)

はいこんにちは。Luzです。
語学学習がある種の趣味なのだけど、例に漏れずポルトガル語もやってます地味に。
理由:好きだから♡←


実は私、大学でドイツ語を4年生の頃に少しだけやりまして。
めちゃくちゃ文法だけは覚えた。
単語は覚えなかった。
記憶って…切ないものですね…覚えては忘れ、やがて過ぎ去る…覚え直せよって話ですね、はい。


語学を選ぶ際に、おすすめの選び方があると思うのよ、個人的に。
様々な語学たちを愛しては別れ、また愛しては…という波乱万丈の道のりを歩んだ私が書くよ。
正直に書くと「この言語無理っすわ」と諦めただけ

1.その言語を使った”何か”が好きである

好き程強い動機はない。愛よ。不純な理由でもなんでも良し。
不純な方が続きやすいような気が…
まぁ言語そのものが好きじゃなくても良いんですよ。その言語を使って、やりたいものがあれば良し。


2.必要である

あれですよ、俗にいう”背水の陣”。
「この言語やらないと将来困るわー!」ってなったとき、人間頑張るものです。
その言語を話すことができなければ未来ないよ☆って言われたら、まぁやるでしょ(笑)



本日は少々、私が学び中のポルトガル語のあれこれ惚れた箇所を書こうかと。

言語に惚れるって何、と思うかもしれないけれど、語学愛が強すぎる私にとっては惚れるものなのよ、言語って。美しいでしょ。
そのくせ”美しさと言ったら”、なフランス語には惚れなかったというw


このブログを通して何が言いたいかって、そりゃ「惚れろ」ということだけです。
まぁポルトガル語って良いね~って思う人が増えるだけでもいいかな。
マイナーだからこそおすすめしたいっていう…ファンの心理的なやつですよ…
急にポピュラーになったらなったで「こんなに大きくなって…」と感心してから「あなたはマイナーな子だったじゃない!」ってなるかもしれない。面倒くさいな私←


極めて個人的な好みになるのだけれど、気にせず参りますわ!




聴覚的にハマりませう

1.音が整ってる

異議を認めよう。
最初っから何言ってんの、って感じかね。まぁ私自身もそんなこと宣う私にドン引きである。
でも譲れぬ!!


名詞+形容詞、になると、名詞の語尾に合わせて形容詞も変化するわけですよ。
いわゆる性数一致ってやつ。


例えば名詞のvista(景色)を形容詞のbelo(美しい)で修飾すると、”a bela vista”、みたいになります。


…わかったでしょ?伝わったでしょ??


まぁ伝わらないと思うので解説。
伝わらないということについては理解はしてる。
韻を踏んでいるように聴こえるんですよ、この音。
音の終わりが-aで終わるから、なんか整っている風に感じるよね。
地味ですね、知ってる。



2.音が柔らかい

共通の単語の多いと言われる(実際に結構ある)スペイン語と比較すると、…もさっとしたふんわりとした音であることが分かります。

こちらをご参照あれ!


www.youtube.com




会話だともっと分かりやすいかな~はいお次はこちらをご覧あれ。

30秒辺りでポルトガル語は酔っぱらったスペイン語に聴こえる」って言われてますね。ウケる←


www.youtube.com


こちらの動画、比較しつつ進めてくれるので分かりやすいかと。
このJuliana Selemさん、さりげなく3か国語しゃべってるよ…すご…



番外:ポルトガル語についての表現がすごいのよ編

動画から離れまして、この説明って最高じゃない?って思ったものは、こちらの言葉。


スペインの作家セルバンテスポルトガル語を「甘美な言語」と評し、ブラジルの詩人オラーヴォ・ビラックは「ラティウムの最後の、粗野で美しい花」と評している。


Wikipediaさんより引用。ありがとねまとめた人!


ja.wikipedia.org


…はぁ…良い…粗野で美しい花って何さ……


あ、はい、そんな感じでございます。
聴覚的におすすめポイントは以上でした。
私は少々テンションが異常でした←



おすすめ音楽を最後に

fado(ファド)って聴いたことありますか?


これぞポルトガルな哀愁漂う、素晴らしい民族歌謡のこと。

ポルトガルにある3つのF、というものの中の、ひとつのFでもあります。
ちなみに他はファティマ(Fatimaサッカー(Futebol)

ポルトガルが愛するもの兼ポルトガルをだめにしたものというFです☆


日本でいうところの”演歌”とかかな。フランスでいうところのシャンソンみたいな。


これについても詳しくは追々書こうと思います~読んでね。読んでね!読んでねぇぇぇ!!!



アマリア・レボルダン・ロドリゲス

(Amália Rebordão Rodrigues)


ポルトガルの音楽を世界に知らしめたのは、このアマリア・レボルダン・ロドリゲス(Amália Rebordão Rodrigues)。


"ファドの女王(Rainha do Fado)"とも言われている、ものすごーく有名なお方。



www.youtube.com



マドレデウス

(Madredeus)


聴いたら分かるはず、この哀愁が!この寂し気で心を惹きつける音が声がぁぁぁ!!!

1985年に結成で、結構昔のバンド…だけど、ポルトガルの情報が載っている本ではめちゃくちゃ出てきます。

頻出単語って具合に。
ファンのためのテストがあったら大問1に出そうなくらい←


ちなみに日本でも公演したことがあるとのこと。
なんというか…南蛮貿易だわぁ(謎)

ピアノバージョンなどもありまして、気になる方がYouTubeを捜索してみてね~



www.youtube.com


説明はいるまい…はぁ何度聴いても良い曲…サウダーデ…



そう、サウダーデ(saudade)ですよ。
フリがわざとらしいって?わざとだよ!

多分「その単語知ってる!」という人も多いのでは。
ポルノグラフィティとかポルノグラフィティとかで←
ポルノグラフィティサウダージかな。発音がブラジル-ポルトガル語な模様。


いわゆるノスタルジー郷愁、という言葉に近いポルトガル語
ぴったりと合う単語は世界に存在しないのだとか。

いいですねぇ…いいですねぇ…(誰)


説明は下のサイトを見れば「これが…サウダーデ…」となるので、引用だけご紹介。
自分の説明力の無さは自覚しているので、任せるところは任せるスタイルよ←


<サウダーデ>の語源はラテン語のsolitate(孤独)。「郷愁」「孤愁」「憂愁」「哀惜」「懐古」などといった日本語に訳されるが、ひとつの訳語ではその一面しかいい表せない多面的な意味をもったポルトガル語である。ブラジルでは<サウダージ>と呼ぶ。愛する人やものそして時間など、失われたものに対して抱く郷愁や哀しみ、そして懐かしさをもいい表す言葉が<サウダーデ>である。

www.arukikata.co.jp



……(何も言えずに感極まっている絵文字)……


ポルトガル語、がんばる…



これにて終幕

今回は音に関してのポルトガル語って良いのよ~をご紹介しました。
文字系になるとまだまだ私の知識量の無さが足を引っ張りまして、紹介できない状態ですね。
知識?そこにないのならないですね←


もしポルトガル語やってるよ~とか、やったことあるよ~とか。

そういう方がいらっしゃったら、反応いただけると喜びます。
「ここが好き!」とかの一言でもこちらとしては大変盛り上がれるので、よろしくお願いしますね←


次は何にしようかな~…ふむ…


それでは、Tchau!